太陽光発電は技術的には以前から実用段階に入っていましたが、問題は高いコストでした。太陽光発電に使われるソーラーパネルやインバーター・太陽電池などのコストが中々下がらず、価格競争で倒産する企業もあったくらいです。しかし、時代が変わりドイツの様に再生可能エネルギーを国のエネルギー政策の柱に据える先進国も出て来ました。
太陽光発電の長所の1つ目はエネルギー源である太陽光は無限のエネルギーであることです。また、太陽光発電を行うことによる廃棄物はゼロです。つまり、火力発電ではCO2を排出し原子力発電では核廃棄物が出るのに対して、太陽光発電は廃棄物ゼロです。
長所の2つ目は一度設置してしまえば発電部に可動部分が無いため、機械的な故障が起き難く騒音や振動が発生しません。同じ再生可能エネルギーで注目されている風力発電は風車が回る際の騒音や振動が問題になっています。
長所の3つ目は太陽光発電は大規模でも小規模でも発電効率は変わらないため、特に小規模分散運用に向いています。つまり、太陽光発電は家庭用の再生可能エネルギーの切り札として期待されています。一家に1台太陽光発電装置を取り付けることは可能ですが、一家に1台風力発電の巨大な風車を取り付けることはできません。
長所の4つ目は、太陽光発電のピークと電力需要のピークが一致することです。太陽光発電のピークは当然昼間ですが、電力需要のピークも昼間です。
長所の5つ目は太陽光発電は送電コストが掛からず蓄電池を利用することで非常用の電源となり得ることです。家庭に太陽光発電装置を取り付ければ送電の必要は無く、蓄電池に充電することもできます。